旧秀隣寺庭園(足利庭園)。

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1528年十二代将軍足利義晴は三好長基反乱の難を避け、朽木稙綱を頼って約三年間ここに滞在しました。将軍を慰めるため、管領細川高国が作庭したといわれています。
面積234坪上部に谷水をひき「鼓の滝」とし下流は曲水にし池の中には鶴と亀の島を配し楠の化石の石橋をしつらえた原形は当時の雰囲気をそのままに伝えます。
足利十三代将軍義輝も家臣細川幽斎と共に六年間ここに落ちのびていました。

まずは入り口から見ていきます。

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庭園は現在は興聖寺というお寺にあります。それで旧秀隣寺という訳です。朽木谷といわれる地にあり、安曇川沿いの山肌の中腹にあります。時間を経て苔生す感じが素敵です。

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続いて、山門の様子。

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簡素な作りで、味があります。

山門をくぐり抜けます。

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右手から細い谷水が流れてきており、そこには橋が架かっております。橋を渡ると真っ直ぐな本堂へと続く石畳があります。

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真っ直ぐではなく、左手にある砂利道を行くとその庭があります。

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谷水が流れつき出来た池泉に浮かぶ鶴と亀。

奥に見えるのが大きな羽石を持った鶴島。

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手前に見えるのが頭を高く跳ね上げて力強い構成美を見せる亀島。

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低く据えられた石橋。

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池泉の南東側に築山があり、頂部に本尊石を置いています。築山には千利休にも称賛された樹齢500年近い椿の木があり、今でも毎春に赤い花を咲かせます。この石組は枯滝を表しています。

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谷水が池泉へと流れて行く様子。

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この庭は滋賀県にありますが京都の足利将軍の為に作られた庭であり、当時の庭を知る大変貴重な庭です。

また、この庭と同じく細川高国により作られた北畠氏館跡庭園と、越前一乗谷朝倉氏庭園を加えて三大武将庭園といわれています。

アクセス

〒520-1421 滋賀県高島市朽木岩瀬374