遠州好みの名庭園、曼衆院門跡の秋の紅葉の様子をご紹介します。

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曼衆院門跡の沿革

延暦年間(728~806)、宗祖伝教大師最澄により、鎮護国家の道場として比叡の地に創建されたのが曼殊院のはじまりです。天仁年間(1108~10)、八代忠尋大僧正が寺号を「曼殊院」と改め、北山に別院を建立されました。明暦二年(1656)に二十九代良尚親王が入寺され、現在の地に堂宇を造営したのが現在の曼殊院となっております。

紅葉の美しい屋形船からの眺め

曼衆院門跡はの庭園は作庭者は不明ですが、建築、作庭共に桂離宮を手掛けた職人達が関わったとされる「遠州好み」の枯山水庭園です。小書院から鑑賞するように構成されており、白砂で大海をあらわした中に鶴島と亀島を配しています。

それでは、大書院前から小書院にかけて部屋を御座船に見立てて庭を鑑賞していきます。

まずは大書院前の庭の様子です。

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大書院の前には鶴島があります。鶴島にある樹齢400年の五葉松は鶴を表現しています。とても立派な五葉松で優美な形をしております。

大書院前を過ぎて小書院の方へと向かいます。すると正面には亀島と背景には美しい紅葉のモミジが見えてきます。

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遠くに目指す蓬来山がチラッと見えてきます。

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亀島を時計回りに進みます。

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白砂の海が行き止まりの所でグルグル渦巻きが出来ています。

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亀の背に載った素敵な手水鉢が見えてきます。

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亀島を過ぎて行きます。

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そして、最後に小書院から目指す蓬来山が迫ってきた眺めです。

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亀島の向こうに蓬来山があり、その後には美しい紅葉モミジが真っ赤に染まっています。ずっと眺めていたくなる美しい景色です。

いかがでしたでしょうか?ストーリーのある書院から眺める美しい庭園です。秋の紅葉の季節はまた一段と美しい景色を見せてくれます。京都の中心部からも離れているため余り混雑もなく落ち着いて庭を楽しむ事が出来ます。曼衆院門跡で秋の美しい紅葉と庭園を堪能してはいかがでしょうか?

アクセス

〒606-8134 京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42



  • 電車で行く場合
    叡山電車 修学院下車 徒歩約20分 

  • バスで行く場合
    京都駅から市バス5号系統 「一乗寺清水町」下車 徒歩20分
    阪急・烏丸駅、地下鉄・四条駅から市バス5号、31号系統 「一乗寺清水町」下車 徒歩20分


駐車場 : 50台無料(普通車のみ)
料金 : 一般600円 高校500円 中小学生 400円
TEL : 075-781-5010
受付時間 : 9:00a.m.~17:00p.m.
公式HP : http://www.manshuinmonzeki.jp/