落ち椿としだれ梅の美しい城南宮の「春の山」をご紹介します。

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城南宮の沿革

城南宮は四神相応の地とされる平安京に都が遷都したときに国の安泰と都の守護を願って創建されました。

平安時代後期に城南宮を中心に離宮が築かれ城南祭が盛大に行われるようになります。また、熊野詣に出かける際など、方位の災いが無いように願って行う方違(かたたがえ)の宿所に離宮の御殿が選ばれるようになります。そこから「方除の大社」として仰がれるようになりました。

神苑と五つの庭

神苑は「源氏物語」に登場する百種以上の植物が植えられており「源氏物語 花の庭」とも呼ばれております。

これは、源氏物語の主人公・光源氏が、四季の庭を備えた大邸宅「六条院」を造り、季節の移り変わりを愛で様々な遊びを行いました。そして、白河上皇はこの「六条院」に触発されて、院政の拠点となる城南離宮の造営に取り組んだと言われています。これにちなみ、城南宮では「源氏物語」ゆかりの花を随所に植栽しています。

また、神苑内には「春の山」「平安の庭」「室町の庭」「桃山の庭」「城南離宮の庭」の五つの庭があります。作庭者は昭和の小堀遠州と讃えられた造園家、中根金作(1917~1995)です。城南宮の「室町の庭」と「桃山の庭」が、氏が造園家として最初に手掛けた庭園で、その後「平安の庭」、「春の山」更に晩年に「城南離宮の庭」と、生涯をかけて城南宮の神苑の作庭に携わりました。

落ち椿としだれ梅の美しい「春の山」

四季折々の美しい景色を見せてくれる城南宮。ここで紹介するのは三月上旬に美しい「春の山」の落ち椿としだれ梅に彩られた庭の様子です。

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平安神宮神苑のように歩きながら回遊していく庭園です。沢山のしだれ梅を眺めながら進んで行きます。

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ピンクと白色のしだれ梅が美しいコントラストを見せてくれます。

川の流れもあります。

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築山と築山のあいだを、まるで自然の川のように素敵な弧を描きながら流れて行きます。

川の隣には素敵な石灯籠があります。

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そして、川下の方を見てみます。

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川はピンクと白色のしだれ梅のあいだをすり抜けて行きます。

立派なしだれ梅もあります。

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下からも見てみます。

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梅があたかも空から降ってくるかのようです。

更に歩を進めて反対側の方に差し掛かると、陽光としだれ梅の織り成す景色が見えてきます。

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梅のあいだを光りが降り注いできます。

そして、いよいよ落ち椿としだれ梅の織り成す景色です。

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ピンクと白色のしだれ梅に苔の絨毯の上に落ちる可憐な椿、息を飲む美しさです。光りの射し込みもよりいっそう、神秘的な美しさです。

いかがでしたでしょうか?離宮の築山に百五十本ものしだれ梅と椿に彩られた城南宮「春の山」。皆さまも是非訪れてみてはいかがでしょうか?梅の見頃は例年三月上旬です。

アクセス

〒612-8459
京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7


  • バスを利用する場合

    JR・近鉄 京都駅から市バス19番系統 城南宮下車 徒歩2分

  • 電車を利用する場合

    地下鉄烏丸線、近鉄京都線 竹田駅下車 徒歩15分


※駐車場 自家用車200台分 無料

拝観時間 : 9:00a.m - 4:30p.m.
拝観料 : 大人・高校生 600円  小・中学生 400円
電話番号 : 075-623-0846
公式HP : http://www.jonangu.com