紅葉のモミジの美しい池泉回遊式庭園の金戒光明寺の方丈北庭の様子をご紹介します。

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金戒光明寺の沿革

金戒光明寺は浄土宗の大本山で、承安5年法然上人が比叡山の黒谷を下り、この地に草庵を結んだのがはじまりです。西山連峰、黒谷の西2kmに京都御所、西10kmに小倉山を望み山門、阿弥陀堂、本堂 など18もの塔頭寺院が建ち並ぶ大きな寺院です。
また、幕末京都守護職会津藩一千名の本陣にもなりました。

紅葉モミジの美しい方丈北庭

金戒光明寺の主庭は方丈の東北に面し、江戸時代中頃に作成された京都の案内書『都名所図会』にも記されている大池(鎧池)の周りを回遊する庭園で、紅葉のモミジ美しい池泉回遊式庭園となっております。途中には「紫雲の庭」と「ご縁の道」という2つの見所があります。ここでは、回遊する順路に沿ってご紹介していきます。

枯山水庭園「紫雲の庭」

まず始めに方丈から庭を見ると「紫雲の庭」が広がります。紫雲の庭は、法然上人800年大御遠忌記念として、法然上人の生涯やゆかりの人々などを大小の庭石で表現した枯山水庭園です。白砂とスギゴケを敷き詰めた庭園は、大方丈から見て右側が美作(みまさか)の国での幼少時代を、左側が比叡山延暦寺での修業時代を、真ん中が浄土宗開宗・金戒光明寺の興隆を表した、一つの絵巻物のような構成となっています。

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また、ホトトギスやツワブキが秋の枯山水の庭に彩りを添えています。

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そして、大池の周りを進んで行きます。

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周りを木々に囲まれた山合いに大池があり、大池の周りには立派なモミジが美しく紅葉しております。橋から見るモミジは立派で思わず見とれてしまいますが、池に落ちない様に気を付けないと行けません。写真も橋を渡ってからにしましょう。

更に先へと歩を進めます。

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アプローチには小さな小石が埋められています。一二三石よりは数が多く、色の違う少し大きめの石も混じっています。よく見ると亀の形になっており、大変可愛らしいです。

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ご縁の道

「ご縁の道」は、法然上人の唱えた仏教の基本的な考え方の一つである「ご縁」を表現する庭として作庭されています。2本の道がつながって1本の道となる構成は、2人それぞれの人生と出会い、そして共に生きていくという、ご縁のあり様が表現されています。

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山の中のあずま屋の様な趣きのある佇まいです。

そして再び、池の周りを進みます。

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スタートの辺りに戻って来ると茶室があります。

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奥にみえる丸い窓からは美しいナンテンが見えます。

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裏に回ると、もうひとつの茶室があり、先程のナンテンは、その茶室との間にある鹿威しでトクサなどと共に植えられているものです。とてもバランスの良く美しい鹿威しです。

いかがでしたでしょうか?観光客の多い南禅寺からも近いですが、あまり混雑していないスポットです。特に秋の紅葉は見事です。大きな山門も見物ですので是非訪れてみて下さい。

また、真如堂にも歩いて行く事が出来ます。途中に素敵な景色と出会う事も出来ます。訪れる際は是非合わせて見て下さい。

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アクセス

〒606-8331 京都府京都市左京区黒谷町121



  • 電車で行く場合
    地下鉄東西線蹴上駅から徒歩30分

  • バスで行く場合
    京都駅から市バス5番 東天王町下車 徒歩15分
    京都駅から市バス100番 岡崎道下車 徒歩10分
    京阪本線三条駅から市バス5番 東天王町下車 徒歩15分
    京阪四条駅から市バス203番で岡崎道下車 徒歩10分
    阪急京都線四条河原町駅から市バス5番 東天王町下車 徒歩15分
    阪急京都線四条河原町駅から32番・203番 岡崎道下車 徒歩10分


駐車場 : 60分400円一時預かり 当日1日最大料金 800円
※24:00以降は料金追加されます。
料金 : 志納(特別拝観中のみ拝観可)
TEL : 075-771-2204
受付時間 : 9:00a.m.~16:00p.m.
公式HP : http://www.kurodani.jp/